雨の日にそばにいて欲しいジャニーズWEST(弟組)


梅雨時期は本当に憂鬱になりますよね。
雨で髪の毛はまとまらないわ靴や服は濡れるわで。
さらに雷なんて鳴ったらもう、眠れない。


そんな時に、隣にジャニーズWESTがいてくれたら、雨で憂鬱でも笑顔になれるんじゃないか、雷も怖くなくなるんじゃないか。
そんな妄想をしてみました。


幼なじみ重岡くん
家が隣で、よく小さいころから部屋を行き来していた仲。
お前ら付き合ってんのかよー、なんてからかわれたりもしたけど、いつもふざけているのにそういう時はちゃんと否定してフォローもしてくれていた感じ。
否定されるのがなぜか悲しかったりするんですよ…なぜかは気づいてない、みたいなね。

高校生のある梅雨時期、部屋にひとりでいたらいきなりやって来る彼。
「そっからそこやから傘さして来んかったんやけど、濡れたわ」なんて言いながら。
大人になるにつれて疎遠になるわけでもなく、でも自分から彼の部屋には行かないようにしていた。けど、何かと理由を見つけてはこっちには来る。

今日はなんで来たの?漫画?なんて聞いたら、「お前雷苦手やん。一緒に寝たろかと思って」ってにっこりかわいい笑顔で言ってくるんだよ…
はぁ?別にひとりでも寝れるわ!つい強がって言ったその時、ピカッて光って雷が。
ぎゃ!って全然かわいくない感じでびっくりしちゃうんですよ。
そしたら「あーほら、目塞いだるから寝るぞ」って言いながらベッドに一緒に入ってぎゅって抱き締めてくるわけですよ!!!!

両片想いって、切ないけどきゅんきゅんしますね。


氏神ちゃん
付き合って半年ぐらいかな。次の日お互い仕事がお休みで、神ちゃんの部屋。

「雨すごいな」「明日の買い物どうする?」「家でゆっくりしとくか」
なんて会話をしてたら、雷も鳴り出した。
雷が大嫌いな彼女はぎゃーぎゃー騒いで、一緒にご飯を作ってたけどそれどころじゃなくなって。
「テレビでも見てたら紛れるんちゃう?それかイヤホンで音楽は?あとちょっとでご飯できるから待っとって」
って言われてテレビを付けて、でも怖いから神ちゃんのそばを離れたくないわけです。
後ろから抱きついてたら、笑いながら動きづらいわーって言う神ちゃん…きゅん…

ご飯中も雨も雷もひどくて、びくびくしながら食べて。
お風呂どうしよう、入りたいけど怖い、そんな思って準備してたら後ろから声が聞こえるんですね。
「お風呂一緒入る?怖いやろ?」

恥ずかしいけど、声を大にしながらお願いします!!って言うね!!!!


ヒモ彼氏(?)流星くん
彼氏なのかペットなのかわからないけど、いつの間にか家にいる。
信じられないぐらい綺麗な顔なのに、家事とかをやらせようとするとびっくりするぐらい何もできない。
料理はちょっとできるようになってきたから時々手伝ってもらうけど。

仕事で帰りが遅くなったある雨の日。
朝バタバタしていて傘を忘れてしまって、ロッカーに折り畳み傘があると思ったけど無くて。
どうしよう、コンビニで買うか、なんて駅で小雨になるのを待ってたら着信が。
『まだ仕事中なん?』「もう駅だよ。傘忘れてコンビニで買おうと思って」『あ、迎え行ったる』

今まで迎えに来るなんてなかったし、ずぶ濡れで帰っても寝てることが多かったのに、今日はどうしたんだろう。
そう思いながら15分ぐらい待ってたら、部屋着に傘をさしてる彼の姿。
「…めっちゃ濡れた」ちょっと拗ねたように言う彼に笑ってしまう。
だから別に迎えに来なくてもよかったのに、と言うと「もう暗いし、雷も鳴るみたいやし」ぶっきらぼうに言いながら肩を引き寄せられて傘の中へ。
もう1本持ってくればよかったのに…って思ったけど、雨で寒くなってたから彼の体温がちょうどいい。

「お腹すいた。今日のご飯何?」って言うから、迎えに来てくれたお礼に流星くんの好きな物作ろうかなって思うよね。


後輩のんちゃん
放課後、委員会の集まり終わりに廊下を歩いてると声をかけられる。
何がきっかけかは忘れたけど、それぐらい些細な出会いだったのに、妙に慕ってくれている小瀧くん。

彼はサッカー部で、梅雨時期は体育館で筋トレとかをしているらしい。
高い身長に、甘い顔。
モテないわけがない彼は、いつも周りに誰かがいる人気者だ。

「先輩、俺傘忘れちゃったんです。一緒に帰りません?」出会い頭にそんなことを言われて、戸惑ってしまう。
人気者の小瀧くんと、一緒に帰る?そんなことをしてもいいんだろうか。私だったら無理だ…
鞄もすでに持っていて、あとはお互いに靴を履き替えるだけ。
「ね!行きましょ先輩!」笑顔で手を取られ、すでに傘をさしている小瀧くん。
しょうがないから、一緒に帰ることに。

さすが関西人、話がおもしろくて、憂鬱な雨の中を笑いながら帰る。
「ほんま雨嫌ですよねー。傘持ってくるのってめんどくさいし。まあ朝おかんに無理矢理折り畳み傘鞄に突っ込まれたんですけど、あ」
傘忘れちゃったんです…と言っていた小瀧くんの鞄の中には確かに、折り畳み傘。
沈黙が走る。

「先輩と帰りたいから、嘘ついちゃいました…って言ったら、怒りますか?」
そんなうるうるした目で見ないでー!!!!
怒るわけないよー!!!!!!!!


きゅんきゅんなんて特にない妄想でしたが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました。
雷嫌いだから本当、はまちゃんにぎゅってされながら眠りたい…